2017年入職

御殿山カーム介護職員

山下さん

「ほんまにありがとう!」
感謝の言葉と笑顔が私の原動力。

介護福祉士になろうと思ったきっかけ

介護福祉士になったきっかけは、看護師の祖母と介護福祉士の母の存在。だから、福祉は遠いものではなく私にとって身近な業界でした。学生時代に看護師を志し、勉強していましたが、断念。でも、あるとき母に見学に誘われて行った先が、重度の障がいを持つ方の施設でした。そこで見たのは、母と年齢も変わらないような若い人たちが、サポートを必要としながら生活していること。今まで想像もしなかった世界を目の当たりにして、母に介護についていろいろと質問していくうちに、介護について興味が湧いて介護士になるための勉強を始めました。

先輩の声

大潤会グループに入ろうと思ったきっかけ

就職活動時、いろんな施設を回りましたが、どれもあまりピンとくる施設がありませんでした。そんなとき、友達が大潤会グループの実習を終え、「とても良いところだったよ」と教えてくれたのです。そして、研修時に流れていたというDVDの映像を見せてくれたのですが、施設も広々と明るく印象的でした。見学に行ったときも、職員同士がみんな楽しそうに働いている様子を見て、素直にここで働いてみたいと思えました。

自分が成長できたと思うこと

あるとき利用者様を抱えて移動させるときに、私の手際が悪く利用者様に尻もちをつかせてしまったことがありました。そのときのことを振り返ると、本当にショックで利用者様にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。でもその後、落ち込んでいられないと家で友達に協力してもらい、何度も何度も練習しました。一度失敗してから、次に実際の利用者様と向き合うことに恐怖心もありましたが、私が恐がっていると利用者様にその気持ちが伝わってしまい信用もなくしてしまいかねません。失敗するのは恐いけど、自分の気持ちに打ち勝って、自分を信じて利用者様のお世話をすることの大切さを改めて感じた貴重な経験になりました。

先輩の声

大潤会グループで働いてよかったこと、利用者様が喜んでくれたと思うエピソード

ショートステイで来られていた利用者様で、朝も昼も電気を点けず、カーテンも開けず、ずっと布団を被って、引きこもっておられる方がいらっしゃいました。ただ、自動販売機にあるミルクコーヒーを買うときだけは唯一部屋から出てきてくれていました。私が「コーヒー好きなんですね」と声をかけると少し嬉しそうな表情を浮かべ、「うん。でも手作りが一番おいしいんや」と。そこで、おやつの時間に作るコーヒーのミルクをいつもより多く入れてお出しすると、その方は見たこともない満面の笑みを返してくださりコーヒーを一気飲み。帰り際には私のもとへ駆け寄ってくれて「コーヒーほんまにありがとう!」と感謝してくださりました。その言葉とその方の笑顔は今でも忘れられません。

大潤会グループで挑戦しようとしていること

施設の中は、常に空調がきいているので、施設内にいるとどうしても季節感が感じにくくなってしまいます。それを解消するために、春なら桜、夏は海など、施設の中でも季節感が溢れるようちぎり絵や折り紙などで四季を感じられるようにデコレーションしたいです。小さい頃から折り紙遊びなどに慣れ親しんだ利用者様は、得意な方がたくさん。みんなで一緒にわいわいと楽しい暮らしの場所づくりをしていきたいなと思っています。

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