理事長のご挨拶

　私たちは平成11年11月1日より、私の地元でもある枚方市磯島によしだ医院を開院し、地域医療に貢献してまいりました。
当時地域医療に携わる上で、医療と介護は切り離せない現実を目の当たりにして、介護なくして地域医療は成り立たないと考えるようになり、介護保険導入前より介護にも力を入れ、平成13年に医療法人大潤会を、平成16年には社会福祉法人大潤会を立ち上げ、地域における医療介護の包括的なケアを掲げ、努力してまいりました。
　この間様々な経験をし、地域における包括的なケアを行うにあたって、障害福祉の分野を切り離しては考えられないと結論づけ、平成25年には障害福祉を中心とした、社会福祉法人高潤会をグループ化しました。
　医療の分野、介護の分野、障害福祉の分野、と分けるのではなく、これらの壁をとり、情報や人が行き来し、すべての分野において必要な知識を持ち分野横断する、これが本当の意味での地域包括ケアの姿だと確信し、これができるのは我々の組織であり、我々の使命と考えるようになりました。

我々はいつも

　　　　　　　「潤人潤我」　　　人を潤し我潤う。

　人の生活・心に潤いを与えることに、自身の生活・心に潤いを感じ、共に大きく潤う。
という思いを、組織の精神とし、日々、気づきの目配り（周りの状況、変化を把握するため常に注意を払う）、頼られる心配り（相手を思いやる心を持つ）、前向きな手配り（即時の判断で行動に移す）を現場では徹底し、その先で求められる判断力、決断力を養うため常に自己を磨き、知識の向上に努めて、地域に貢献していきたいと思っております。